中野区薬師あいロード商店街にある
自家焙煎珈琲豆専門店Life

「あの店で飲んだコーヒーの味」を求めて…

皆様こんばんは。

おととい・昨日と、いきなり春になった?と思うほど暖かくなっていましたが、

今日は一転、再び冬の寒さ…体が対応できておりません…( ̄▽ ̄)

体調管理に気をつけましょう…

 

さてさて今日は、最近お客様との会話の中で

「ある店で飲んだコーヒーの味が忘れられなくて、ずっと探し求めてるんだけど、

もう昔のことでお店の名前も思い出せなくて…」

というお話を聞く機会が不思議と続いたので、「あの店で飲んだコーヒーの味を求めて」と題し

何とも取りとめもなく、答えも出ないお話をしたいと思います。。(笑)

 

もしそのお店がもう無かったり、どんな淹れ方をしていたか…などの情報が全くない場合、

「あの店で飲んだコーヒーの味」を探し出すのは、長い長い道のりになるかもしれません。。

お店それぞれに、「こういう味を提供したい」という思いや形が違うからです。

 

まず味の大きな決め手となるのは、豆の種類や抽出の仕方ですね。

豆がもしブレンドだった場合は、それこそ探し出すのは困難かもしれません。。

豆の組み合わせ方や焙煎度合いも含めると…果てしなくなりますね(笑)

また抽出の仕方でも、このブログでも少し抽出器具をご紹介していますが、

同じ豆でも器具によって味の出方が全く違うものにもなりえます。

例えば喫茶店など愛好家の方も多くいらっしゃる、ネルドリップのコーヒー。

最近コーヒーの油分の話ばかりしてしまっている気がしますが(^^;)

布で濾すネルドリップもコーヒーの油分が出せるものであり、湯の注ぎ方でも味わいが変わります。

もし「あの店で飲んだコーヒー」がネルで淹れた味のものであった場合、

他の器具でで抽出したコーヒーの中で探し求めたとしても、

いつまでもその味にたどり着けない恐れもあります。。

 

また味そのものだけでなく、お店の空間でも感じ方は変わるでしょう。

お店はどの位の広さなのか、どんな雰囲気の内装なのか、などなど…

コーヒーを出すお店でも、喫茶店、カフェ、コーヒースタンドなど様々な業態があり、

同じ一杯のコーヒーでも、落ち着いた内装の喫茶店で飲むコーヒーと

お洒落な空間のコーヒースタンドで飲むコーヒーとは、コーヒーの味の感じ方は変わるかもしれません。

 

ちょっと話がそれてしまいますが…自身もお店ごとの味の違いや空間を楽しむのが好きで、

休みを利用してはコーヒー店巡りをしております!(* ̄▽ ̄*)

その中で、普段はコーヒーを99%ブラックで飲むのですが(笑)、

あるお店のネルドリップで淹れられたコーヒーは、ミルクも砂糖も入れて飲みます。

勿論ブラックでも美味しいのですが、そのお店で推奨している飲み方で飲むと、

そこのコーヒーは一番その飲み方が美味しいと感じられます。

郷に入れば郷に従え、とでも言えましょうか。。(笑)

他にも、あるお店ではスタッフの方の気持ち良いサービスだったり、

店主の方の軽快なトークだったり…その雰囲気で一層コーヒーが美味しいと感じられ、

これはこのお店だからこそ味わえるだろう…と感じたこともありました。

 

「お店のコーヒーの味」が決まるのには、沢山の要素があります。

お店それぞれの思いや表現しているものが違うので、「あの店のコーヒーの味」を探し出すのは

とても難しいことかもしれません。この先見つかるかもしれないし、見つからないかもしれない…

また探す中で、新たな味を発見することもあるかもしれません。

ぜひその道のりも楽しんで頂けることを、願っております!

あぁ、本当に取りとめもない話をしてしまいました…( ̄▽ ̄;)

お付き合い下さった方、心より感謝申し上げます!!

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