皆様こんばんは!
お正月ムードが終わり、段々と
日常が戻りつつありますね。
何度かブログで予告してきました、
深煎り向け定番商品の一部統合と
追加をするお知らせです。
ようやく準備できまして、明日
13日(金)より販売開始します!
お客様からしたら、ちょっと
何言ってるか分からないと
思われるであろう…まとまりのない
文を、どえらく長く書いて
しまいました……( ̄▽ ̄;)>”
読んでやってもいいぞ、と思う
寛大な方だけどうぞ(笑)
当店では、浅煎りから深煎りまで
幅広くご提案したいお店ですが、
味わいのバリエーションを
増やすのが難しく、特に奥深さを
感じるのが「深煎り」です。
浅煎り〜中深煎りまでのローストは
豆そのものの個性が出やすく、
このロースト範囲で焼ける豆は多い
ので、限定入荷豆でも様々な
味わいをご紹介できています。
一方で、深煎りまで焼ける豆は
圧倒的に少ないです。また、
深く焼いていくほどに、豆の
個性としては大人しくなって
いきます……がしかし!
苦味に寄り添うかのように
「うま味」や、「甘み」も深まると
感じられる物があり、深いロースト
ならではの芳醇な世界が、間違いなく
あると感じています。
そして当店において、深煎りの
味わいのご提案を広げるには
ブレンドが必要、定番のものを
増やしたいと考えるように
なりました。
そこで今回、深煎りにおいて
「うま味」を強調させたブレンドと、
「甘み」を強調させ再構成した
ブレンドを、定番商品として
追加・一部統合することとしました!
まずは、去年秋口に、
「スイーツなど美味しい物が
あふれる時期に、燻製感たっぷりの
コーヒー提案して大丈夫かしら…」
とドキドキしながら限定販売と
して送り出し、店主の予想外に
嬉しい反響を頂けました(笑)
「ダーク ブレンド」!
特に「うま味」を増すイメージで
作りました、コク深きブレンド。
フルシティ〜極深煎りのイタリアン
ローストまでお勧めできます!
深く焼くほどに濃密さを増して
いきます…。
隠し味的に使用している銘柄が
今のところ常時仕入れられそうだと
判断し、定番商品化を決めました!
コクとうま味のブレンド、ぜひ
今後は定番でお楽しみ下さい☆
そしてもう一つが、深煎りでも
「甘み」を強調させたブレンド。
まだまだ数少ないですが、自身が
作ってきたブレンドの中で、
断トツで、ぶっちぎりで(笑)
難しいと感じ、長い時間かけて
向き合い続けているのが、
深煎りで甘みを残すブレンドです。
あくまで当店の考え方には
なりますが、苦味・うま味の
組み合わせに関しては、苦味が
しっかり出ても味のバランスが
成立しやすいのに対し、
苦味と甘みに関しては、非常に
繊細なバランスになっていきます。
とてもポテンシャルの高い豆で
あれば、もう単体の銘柄で
そのバランスを取れてしまう豆も
あるのですが、大変限られ、
当店で常時販売することも難しい。
また、去年で生豆の入荷状況が
大きく変わったことにより、
当店で主軸として使っていた、
深煎りまで焼ける甘みを持つ銘柄の
仕入れが非常に厳しくなり、
試行錯誤を繰り返しておりました。
深めの煎りの甘みを目指した
元々の定番商品で、実はブレンド
内容が近かったのが
「ジャーマン ブレンド」と
「アイス ブレンド」。
「ジャーマン ブレンド」にコクを
強化して、深煎りまでもっていける
ように。
(ジャーマン ブレンドは
中深煎りのフルシティローストのみ
お勧めできるブレンドだったため、
フルシティ ローストの別の呼び方
であるジャーマン ローストから
名前を取ってブレンド名にして
いました)
また、もう一つの定番商品だった
「アイス ブレンド」を、
アイスだけでなく、ホットでも
よりお勧めできるよう、できる限り
苦味を潜めさせるように。
(抽出方法で変わりますが、
熱い温度で飲むホットの方が
苦味は感じやすくなります)
この2種類を進化させて…と
言うのはちょっと大袈裟ですが(笑)
調整を重ねてまいりまして今回、
この2つのブレンドを統合し、
新たに「なかの ブレンド」として
販売します!
…ここに来て、今更ながら、
そして恐れ多くも、地名を
ブレンドに付けさせて頂きました。
理由は後半で…(笑)
深煎りでも、できる限り
苦味を潜めさせ甘みを引き出すよう
お作りした、甘み・丸みのある
味わいを楽しめるブレンド。
アイスコーヒーにも一押しです!
お勧めローストは、深煎りの
フレンチロースト一本になります!
フレンチローストでも、できる限り
苦味を潜めた配合にしたため、
前の定番品のジャーマン ブレンド
がお好みだった方にも、今回
お勧めできるようにしました。
(逆にフルシティでは味の密度が
弱くなるため、フレンチロースト
のみのご案内です)
ディープ(深煎り)だけれど、
丸みがあり落ち着く。
ホットでもアイスでも楽しめる、
様々な飲み方に取り入れやすい。
……恐れ多くも、店主が「中野」
という街に感じることに共通する
部分がありまして(笑)
今回中野の地名を、ひらがな表記で、
丸みをイメージしてブレンド名に
付けることにしました。
あくまで店主から見て感じる
中野の街のイメージですが、
ブロードウェイを始め多彩な
お店様が多く、ちょっとディープな
世界感がありながらも、下町の
ような温かさもあり、それぞれの
個性が尊重されているかのような、
不思議と落ち着く街。
地名をつけるのは大変恐れ多くも、
美味しく焼かない訳にはいかないと、
自分にプレッシャーをかける意味も
込めています…(笑)
あと、中野の街も変化・進化を
続けるように、この深煎りの
甘みのブレンドも進化を
続けさせたいと思っています。
他のブレンドに関しては、これ以上
いじりようがない!完成!と
思えることが多いのですが、
この深煎りの甘みのブレンドに
関しては、もう少しこうできたら
より良くなるんじゃないか…と、
エンドレスになります(^_^;)
今後も研究を続けつつ、現在の
当店で定番として使用できる豆の
ベスト構成と判断した、甘みの
深煎りブレンド。
ぜひお試し下さいませ☆